昨日、電車の中で「今度、27日に6時間の映画を上映するんだけど、コーヒーとサンドイッチなど引っさげてみにいかない?」とおっさんにまるで女学生のように話しかけているお婆さんに近いおばさんがいた。もちろん、おっさんとおばさんは知り合いの関係のようだった。「この映画の監督は新人だがあのニューシネマ・パラダイスの監督の「シチリア、シチリア」にも関係していた人なのよ」と紫煙をくゆらせながら藤椅子に座ったアイシャドーバリバリのおばさんっていう感じの話し方だった。
正直、自分は「シチリア、シチリア」が見たくなった。だって、あの究極の名作である、ニューパラの監督の作品だもの。ジュゼッペ・トルナトーレ監督の織り成す豊かな映像に、エンニオ・モリコーネの優雅さを纏う音楽。最高だ!
「あの方いらっしゃったでしょ。最近独立して、本を書いたから出版記念パーティを帝国ホテルでするって。ああいうの私嫌だから、欠席するってまるして直ぐ様、電光石火でハガキを送り返したのよ。ああいうのホント嫌なのね。ハガキに発起人として、ルーカスやバーグの名前が連名で書いてあったし」
ちょっとおばさんもこの話に酔っていた。自らの発言に酔っていた。電車という公共の中において、そういう映画界の巨匠たちの名前を少しでも近い存在にするような発言をすることにより、自分自身も少なからず酔っていた。ジョージルーカスをルーカスならばまだ分かるが、スピルバーグをバーグだって。
三浦しをんが近松門左衛門を「もんもん」と表現することの方が、まだ可愛らしい。
多分、この人のことを言っていたと思う。
http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=3795
おばさんの話が気になったので、「ルパンの消息」を読むのが少し遅れた。まさか、あいつが犯人だったとはね。
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