もんきーです。
先日、佐藤優著『国家の罠』を読んだ。
これが全て実話かと思わせる内容であった。
エリツィンの「サウナ政治」のくだりも含めて。
国家によって、一人の外務大臣により恣意的に送り込まれた獄中において筆者は冷静さを見失うことなくこの本の構想を練りメモをまとめていった。「太平記」の書き方を参考としながら克明に具体的に事件が記述されている。
獄中での死刑囚の振る舞いや看守の様子、独房の居心地など興味深い内容が多い。
この本の川上弘美氏の解説も良かった。多くの本には解説が書かれているが、解説を書いている者が「あなたたちはこんなところまで気がつかないでしょ」的な解説も多くそんな文章にはあきれてしまう。
難しい部分も多くあるが良い本とはこういう本のことを言うのだと思う。

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